2017年7月に世間を騒がせた神戸5人殺傷事件。
殺人などの罪に問われた竹島叶実氏に無罪判決が言い渡されました。
驚きの判決に、飯島健太郎裁判長に注目が集まっています。
裁判官の飯島氏のプロフィールや経歴が気になりますよね。
また、今回の事件はなぜ無罪だったのでしょうか、、
目次
神戸5人殺傷事件に驚きの無罪判決!
2021年11月4日、
神戸地裁は『神戸5人殺傷事件』の被告・竹島叶実氏に無罪判決を言い渡しました。

4年以上前の事件ですが、
思い出すだけでもとても恐ろしい事件です。
2017年7月に同居する祖父母と近所に住む女性の計3人を包丁で刺すなどして殺害したほか、母親ら2人を金属バットで殴るなどして殺害しようとした
MBS NEWS
竹島被告は自らの祖父母を殺害し、
母親と近所の女性を金属バットで殴っています。
しかし、判決は『無罪』。
地裁ではありますが、
無罪判決をした飯島健太郎裁判長にも注目が集まっています。
今後、統合失調症の診断書が、殺人許可書となるのか。
地裁とはいえ、飯島健太郎裁判長は歴史に名を残したなぁ。。。「神戸5人殺傷事件 被告に無罪判決」 https://t.co/jIuVU3e2Gg
— ばーくれお(今シーズン現地2勝1敗1分) (@kevinirry) November 4, 2021
果たして飯島健太郎裁判長とはどのような人物なのでしょうか。
裁判官・飯島健太郎のプロフィールと経歴

裁判官の飯島健太郎氏は、
1962年10月2日生まれの59歳。
学習院大学を卒業し、1990年に浦和地裁判事補としてキャリアをスタートしました。
その後、数々の地裁を渡り歩き
2019年から神戸地裁部総括判事・神戸簡裁判事として勤めています。
飯島氏の裁判官としての主な判決は
- 保護責任者遺棄致死(予備的訴因 重過失致死)被告事件(平成26(わ)5311 号)
- 殺人未遂被告事件(平成29(わ)917 号)
などがあります。
とても経験豊富な飯島裁判官ですが
それでも今回の神戸5人殺傷事の判決は難しかったに違いありません。
飯島裁判官はなぜ無罪判決を言い渡したのでしょうか。
神戸5人殺傷事件の竹島叶実被告はなぜ無罪?
竹島被告に対する神戸地裁の神戸5人殺傷事件の無罪判決には
ネットでも驚きの声が上がっています。
神戸5人殺傷事件、主文後回しで無罪判決なの?あり得なさすぎる
— 妹妹 (@doihansukebot) November 4, 2021
まず初めに注目されたのが
判決の前に主文が後回しにされたことです。
主文後回しでの無罪判決!
主文を後回しにするパターンは、
死刑判決が多いことでも知られています。
先に主文を朗読することで、死刑判決に被告人が動揺してしまい、正常な心理状態でなくなるのを防ぐ為とも言われています。
そんな中言い渡された無罪判決に
多くの傍聴者が驚きを隠せなかったようです。
主文後回しで無罪!!??主文後回しで!!??そんなことあるんだ!!???
なんとなくゴゴスマBGMにしてたんだけど腹の底から「えっっっ!!!??」って声出た
主文後回しで!!!??無罪!!!!?
— 我こそが清楚なるミシェル (@ffMich) November 4, 2021
そんな世間を驚かせた竹島被告への無罪判決は
統合失調症の疑いがある為だったと言われています。
竹島被告の無罪判決の理由は『心神喪失』
裁判長の飯島裁判官は、
以下のように判決を言い渡しました。
妄想を信じきっていて犯行を踏みとどまれる程度ではなかった、心神喪失状態にあったのではないかとの合理的な疑いが残る
MBS NEWS
つまり、竹島被告は統合失調症の影響で心神喪失し
妄想によって犯行を止めることが出来なかったということ。
精神疾患によって無罪になるケースは多々ありますが
遺族の気持ちを考えると何とも言えない悲しさを感じますね。
無罪判決に対するネットの声
神戸5人殺傷事件
神戸地裁
心神喪失
主文後回しこれが無期懲役でなく
無罪判決で世の中に放たれる戦慄しかない。 pic.twitter.com/DJsQwOfdPO
— ガッテム竹内 (@gtt214214214214) November 4, 2021
神戸5人殺傷事件、主文後回しで無罪判決なの?あり得なさすぎる
— 妹妹 (@doihansukebot) November 4, 2021
神戸の5人殺傷事件、無罪判決怖いな…。
精神不安定だったら人殺しても仕方ねえって理論でしょ…怖すぎ…。— ぽんた@池袋のデブ (@pn_AravanLilian) November 4, 2021
統合失調症による心身喪失で無罪判決(神戸5人殺傷事件)。犯行動機は「病気が原因で被害者は人間ではないと思った」という刑法第38条(犯罪の故意なし)と同第39条(精神障害免罪符)の合わせ技弁護。病気が原因で重大犯罪をしたら本人保護のためにも医療施設に無期限収容する制度が必要。
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) November 4, 2021
H31.4.1 ~ 神戸地裁1刑部総括
H27.8.5 ~ H31.3.31 大阪地裁14刑部総括
H26.4.1 ~ H27.8.4 大阪高裁6刑判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 大津地裁刑事部部総括
H20.4.1 ~ H23.3.31 大阪地家裁堺支部判事
H16.4.1 ~ H20.3.31 松江地裁刑事部部総括
H12.12.11 ~ H16.3.31 大阪地裁判事
H12.4.10 ~ H12.12.10 東京地裁判事
H10.4.1 ~ H12.4.9 東京地裁判事補
H7.4.1 ~ H10.3.31 札幌地家裁小樽支部判事補
H6.4.1 ~ H7.3.31 神戸家地裁判事補
H4.4.1 ~ H6.3.31 神戸家裁判事補
H2.4.10 ~ H4.3.31 浦和地裁判事補
引用:https://yamanaka-bengoshi.jp/